ベトナム実施事業

活動1~6

1.  各省のインクルーシブ教育キーティチャー育成研修
  (キーティチャーとは、地区内の小学校、幼稚園のインクルーシブ教育の推進者)

2. 各小学校のインクルーシブ教育校内指導教師研修

3. 各地区のインクルーシブ教育地区内研修

4. 各小学校のインクルーシブ教育校内研修

5. インクルーシブ教育のマニュアルの作成・発行

6. 補聴器、車椅子支援

活動5.「みんなの学校が教えてくれた事」木村康子著 ベトナム語版出版(コピーライト)小学館よりベトナムでの出版の承諾済み 

翻訳者:Nguyen Thi Hanh Thuc ( ベトナム在住 福沢諭吉研究者)
配布先:キンザン省、チャビン省 全24地区 各小学校1冊、ドンナイ省、ラムドン省、ビントゥアン省、アンザン省教育局各25冊 

活動1 2022年7月27日から8月5日まで実施されたキンザン省、チャビン省合同キーティチャー育成研修

2022年7月27日~8月5日まで、キーティチャー育成研修を、キンザン省ハーティン市で実施 
キンザン省 キーティチャー33人  チャビン省 キーティチャー30人
実施場所:キンザン省ハーティン市 教育室 1階ホール

2022年7月27日(水)午前
1. 木村康子先生のビデオメッセージ
2. 木村康子先生のプレゼンテーション ビデオ 30分 通訳1.Nguyen Thi Hanh Thuc

27日(水)午後&28日(木) 馬場 NPO法人アジア・レインボー
PCM ワークショップ 関係者分析ー問題分析ー目的分析



2022年7月29日(金)午後
Nguyễn Minh Nhật Ho Chi Minh市8区のHy Vong8聴覚障害学校の教師(聾啞者)
手話演習 1. 指文字 アルファベット 2. 数字 1~100 3. 単語 4. 疑問詞 5. 2ペアでの会話演習



8月1日(月)8月2日(火)
Hoang Oanh講師 ホーチミン市師範大学 特別支援教育講師 知的障害児教育

Oanh講師(写真中) 知的障害児の教え方
個別教育は、児童の能力に合わせて調整する。教育方法を工夫する事が1番大切である。
とにかく褒める。学習したら褒める。人は失敗の事をよく覚えている。それが児童のやる気をなくす。
だからとにかく褒める。先生は笑顔で教える。先生は児童のできる事を見つけてよく褒める。

2022年8月3日(水)、4日(木)、5日(金)
ダン ティ ビック  ドンナイ省ロンカン市教育室職員 インクルーシブ教育キーティチャー
ファム ティ ヒエン ドンナイ省ロンカン市グエンフーカン小学校校長 インクルーシブ教育キーティチャー
【両親へのカウンセリング演習 ロールプレイ】
ケース1. 両親は、自閉症の息子が学校に行くことを拒否する。校長は、両親に息子さんが学校へ行くようにカウンセリングする。



《キーティチャーの研修の感想》
◦ 8日間の研修は、私のインクルーシブ教育の運営方法と方向性を明確にした。
  ADHD、自閉症、知的障害の児童の教育方法についてよく討論できて、理解が深まった。
◦ 非常に実践的で効果のある研修であった。管理者や教師は、障害ある児童の両親と困難を分かち合う事ができる。
◦ 今回の研修で、障害ある児童の種別、それぞれの特徴、各児童への適切な教育方法を学習した。

活動6 補聴器、車椅子支援

1.2022年1月15日、キンザン省の聴覚障害の児童の聴覚検査を実施した。
2.2022年2月26日、チャビン省の聴覚障害の児童の聴覚検査を実施した。
3. 2022年2月19日、キンザン省の児童に、聴覚検査で調整した10個の補聴器を耳に装着した。
4. 2022年4月15日、チャビン省の児童に、聴覚検査で調整した13個の補聴器を耳に装着した。
5. 2022年4月15日、チャビン省の肢体不自由の児童に車椅子を5台貸与した。
6. 2022年4月23日、キンザン省の肢体不自由の児童に車椅子を4台貸与した。